★ 乳幼児がかかりやすい風邪の一種です。ほとんどは自然に治りますが、 特に6か月未満の赤ちゃんは要注意です。
どんな病気?
🟢 乳幼児がかかりやすい風邪の一種です。
🟢 ほとんどは自然に治りますが、 特に6か月未満の赤ちゃんで重い症状となることがあります。
🟢 何度も感染しますが、最初にかかったときが一番重くなりやすいです。

◎ 症状の特徴
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軽い場合:鼻水、せき、発熱(37〜39℃程度) -
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重い場合:ぜーぜー・ヒューヒュー(喘鳴)、息苦しさ
治療は?
🟢 RSウイルスに効く特効薬はありません。
🟢 また、抗生剤(細菌をやっつける薬)は効果がありません。
🟢 基本的には、症状を和らげながら自然に治るのを待ちます。
🟢 熱などで辛い時は解熱鎮痛剤、せき・鼻水に対しては症状を和らげる薬で治療します。
🟢 呼吸が苦しくなったときは、吸入や入院が必要になることがあります。
自宅療養のポイントは?
🟢 安静にして、よく休ませるのが大事です。
🟢 水分補給(母乳・ミルク・経口補水液など)をこまめ行い、食事は無理せず食べられるもの(ゼリー、おかゆ、うどんなど)を少しずつ与えましょう。
登園・登校は?
🟢 熱が下がり、咳が落ち着いて、元気になったらOKです!
こんな時は要注意!
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ゼーゼー・ヒューヒューとした呼吸がひどい、 息が苦しそう。(肩で呼吸する、陥没呼吸 ※) がある) -
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顔色が悪い、チアノーゼがある。(唇や手足の色が悪い) -
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ミルクや水分を受けつけず、おしっこが半日以上出ていない。 -
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ぐったりして反応が鈍い。 -
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呼吸を20秒以上止める、あるいは浅く早い呼吸をする。
※ )陥没呼吸とは・・・息を吸うときに胸骨の下部や肋骨の間が凹む呼吸で、呼吸困難のサインです。
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2025年8月3日版