インフルエンザ予防接種について(2025年度)

現在、インフルエンザ予防接種の予約準備を行っております。
予約開始は9月下旬ごろを予定しております。

当院で接種できるワクチン

接種します

注射による不活化インフルエンザワクチンの説明図

※ どちらかをお選びいただけます。

接種します

経鼻噴霧ワクチン(フルミスト)の説明図

※ 鼻にスプレーするタイプです。

インフルエンザの情報

🟡 インフルエンザについては、以下の『病気の解説』をご覧ください。

🟡 横浜のインフルエンザ流行情報については、横浜市が公開している情報をご覧ください。

インフルエンザ予防接種について

 1.日程
🟢 接種期間:10月~12月
● 毎週 曜・曜・
祝日
● 詳しくは予約時にご確認下さい。

 2.接種料金  
💉【注射】通常の不活化ワクチン

6ヵ月~19歳の方 ¥3,500 
20歳以上の方  ¥4,000
💉【注射】チメロサールフリー不活化ワクチン

6ヵ月以上の方  ¥4,500
👃【経鼻】経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(フルミスト点鼻液)

2歳~18歳の方  ¥8,000

 3.接種回数について  
🟢 注射の場合
💉 1回目の接種時の年齢が・・・

6ヵ月~12歳の方・・・2回接種 ※1)
13歳以上の方・・・1回接種 ※2)

※1 )およそ 2~4週間(できれば4週間)あけて2回目を接種してください。

※2 )2回接種することもできます。その場合は、およそ1~4週間あけてください。


🟢 点鼻(フルミスト®)の場合
💉 接種回数は1回のみです!

2歳~18歳の方・・・1回接種

 4.当日お持ちいただくもの
◆ 予診票

🔵 必ず、ご来院前に必要事項を記載しておいて下さい。

🔵 注射接種と経鼻接種でそれぞれ専用の予診票があります。必ず、専用の予診票に記載してください。

◆ 母子手帳

🔵 乳幼児・小学生・中学生のお子様。

◆ 予防接種代

🔵 当日のお支払いは現金のみ となっております。

 5.インフルエンザ予診票  

🟢 注射接種・経鼻接種のそれぞれに専用の予診票があります。ご注意ください。

🟢 下のバナーから専用の予診票をダウンロードし、印刷してご使用下さい。

🟢 また、それぞれの予診票はクリニック窓口で直接お渡しすることもできます。接種前日までにお越しください。

🔴 【重要】接種前に、必ず、 『接種の説明文書』 をお読みください。

 6.接種当日のご注意  

🟡 接種当日に体調がすぐれなかったり、37.5℃以上の発熱がある場合は接種できません。

🟡 接種当日は予診票のご記入がお済の方から受付となります。予診票をお持ちでなかったり記入漏れがあると、接種の順番が遅れます。ご注意下さい。

🟡 接種時間が、予防接種専用時間の場合は、相互感染予防のため、お付き添いの方で、体調の悪い方、37.5℃以上の方はクリニックに入れませんので、予めご了承ください。

 7.よくある質問  

 ℹ️ 他の予防接種との接種間隔に制限はありますか?

🔵 注射(不活化インフルエンザワクチン)

  • 他のワクチンとの接種間隔の制限はありません。同日でも別日でも接種可能です。

🟢 フルミスト(経鼻噴霧ワクチン:生ワクチン)

  • 不活化ワクチンとは同時接種や接種間隔を空けずに接種することが可能です。
  • 他の生ワクチンを同時に接種することはできます。
  • ただし、他の生ワクチンを別日に接種する場合は、4週間(28日)以上の間隔をあける必要があります。

参考:日本小児科学会資料では、英国は「間隔不要」との見解、国内添付文書には明確な制限記載なしと整理されています。当クリニックでは安全側の運用として上記の28日以上を採用します。

 ℹ️ 定期の予防接種と同時に接種することはできますか?

🔵 注射(不活化インフルエンザワクチン)

  • 同時接種は可能です。ただし、同時に接種できる注射ワクチンは最大で4種類までです。
  • 当院では定期予防接種とインフルエンザ予防接種で予約時間枠を分けております。
  • そのため、同日の別時間枠で両方をご予約いただいた場合は、定期予防接種の予約時間にあわせて同時接種を行います。
  •  
    ⚠️ インフルエンザ予防接種の予約時間に定期予防接種を行うことはできませんのでご注意ください。

🟢 フルミスト(経鼻噴霧ワクチン)

  • 不活化ワクチンとの同時接種は可能です。
  • 他の生ワクチンと同日に接種することも可能ですが、別日に行う場合は4週間(28日)以上の間隔が必要です。
  • そのため、同日の別時間枠で両方をご予約いただいた場合は、定期予防接種の予約時間にあわせて同時接種を行います。

 ℹ️ 接種前1か月以内に、病気に罹患した場合はどうしたら良いですか? 

🔵 予防接種前に、なんらかの病気(インフルエンザや新型コロナウイルス感染を含む)にかかった場合は、治癒後一定の期間をおいてからの接種を推奨する場合があります。病気の種類によって推奨期間が異なりますので、直接クリニックにお問い合わせください。

 8.ご予約方法  
  

🟢 ご予約は、ご予約受付サイトからのネット受付のみとなります。

🟢 お申込みした日の2日後から60日後まで のご予約が可能となります。

🔴 ご予約受付サイトは現在準備中です。受付可能となったら、バナーが表示されます。



 
 




 
 

ℹ️ チメロサールについて 

 通常のワクチンは、細菌汚染を防ぐためチメロサールと呼ばれる防腐剤(有機水銀)が含まれています。チメロサールは体内で代謝され、約50%が『エチル水銀』となります。有機水銀ですが、体に長期間残存し強い神経毒性を持つ水俣病の原因となる、『メチル水銀』とは、全く異なります。以前、チメロサールは自閉症などの発達障害との関連が疑われましたが、最近の多数の疫学研究で否定されています。

 さて、『エチル水銀』は代謝・排泄が早く、毒性については、ときに局所の発赤や腫脹などの皮膚過敏症がみられる、ということ以外はあまり分かっていません。
 それでも、近年ではワクチンに添加されるチメロサールをできるだけ除去、低減している傾向にあり、通常のワクチンに含まれるチメロサールはごく微量です。このため、含有ワクチンであっても接種による利点の方がチメロサールの危険性を上回る との評価が、日本及び欧米の規制当局の主流となっています。

 なお、チメロサールフリーワクチンは完全に無菌状態に保たなければならないため、ワクチンを一人分ずつ専用注射器につめて製造されています。製造効率が悪いことから生産量が少なく、一人あたりの単価が高くなっています。