インフルエンザと予防接種について(2025年度)【予約受付中】

ご予約受付中です!

当院で接種できるワクチン

接種します

注射による不活化インフルエンザワクチンの説明図

※ どちらかをお選びいただけます。

接種します

経鼻噴霧ワクチン(フルミスト®)の説明図

※ 鼻にスプレーするタイプです。

注射・経鼻噴霧ワクチンのちがい


📝 ワクチンの比較表を見る


(タップ/クリックで開閉します)

項目 不活化ワクチン(注射) フルミスト®(経鼻・生ワクチン)
投与方法 注射(皮下) 鼻にスプレー(経鼻噴霧)
ワクチンの種類 不活化ワクチン(ウイルス成分のみ) 弱毒化した生ワクチン
対象年齢 生後6か月以上 2歳~18歳
接種回数 6か月~12歳:2回
13歳以上:1回
シーズン1回
免疫の効果の持続期間 接種後およそ5~6か月間有効。
シーズンを通して効果が持続するとされます。
シーズン1回投与で十分とする報告あり。
年齢や株によっては持続力に差がある場合も。
メリット ・幅広い年齢に接種可能/安全性データが豊富/基礎疾患ありでも適応が広い/重症化予防効果が確立 ・注射が苦手でも受けやすい/針がないためストレスが少ない/接種が短時間
デメリット ・注射部位の痛み・腫れ/小児は2回になることあり/チメロサール含有製剤を選ぶ場合あり ・喘息や免疫抑制の方は使用制限/対象年齢が2〜18歳に限定/他の生ワクチンと別日の場合4週間(28日)以上の間隔
接種できない方 過去に本ワクチンで重度アレルギー/急性の重い疾患がある/医師が不適当と判断 喘息や最近喘鳴/免疫不全・免疫抑制治療中/アスピリン内服中/妊娠中/過去にフルミストで重いアレルギー/急性の重い疾患

💉 注射をおすすめする方

  • 確実にワクチンを体内に届けて、免疫をつけたい方。
  • 診察だけで泣いてしまい、涙や鼻水で経鼻ワクチンが流れてしまう可能性がある方。
  • 喘息などがあり、経鼻噴霧ワクチンが適さない方。
  • 幼児の方や、保護者の方が経鼻噴霧ワクチンに少しでも疑問や不安を感じる場合は、従来の注射をおすすめします。

🌬️ 経鼻噴霧ワクチンをおすすめする方

  • 注射がとても苦手で、強い恐怖心や大きなストレスを感じる方。
  • 針による痛みや腫れなどの副反応を避けたい方。
  • 注射でなければ比較的落ち着いて鼻から接種できそうな方。
    (ただし診察だけでも激しく嫌がるお子さまは接種が難しく、やり直しはできません。特に、幼児の方は注意が必要です。)
  • 保護者の方が、フルミスト®の対象年齢や特徴・注意点について十分に理解されている方

インフルエンザの情報

🟡 インフルエンザについては、以下の『病気の解説』をご覧ください。

🟡 横浜のインフルエンザ流行情報については、横浜市が公開している情報をご覧ください。

インフルエンザ予防接種について

 1.日程
🟢 接種期間:10月~12月
● 毎週 曜・曜・
祝日
● 詳しくは予約時にご確認下さい。

 2.接種料金  
💉【注射】通常の不活化ワクチン

6ヵ月~19歳の方 ¥3,500 
20歳以上の方  ¥4,000
💉【注射】チメロサールフリー不活化ワクチン

6ヵ月以上の方  ¥4,500

【※ご注意】チメロサールフリー不活化ワクチンは数量に限りがございます。
ネットでご予約確定後は、お手数ですが、接種日の2日前までに(前日・当日は不可)、お電話または窓口にて、クリニックまでご連絡ください。

👃【経鼻】経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(フルミスト®)

2歳~18歳の方  ¥8,000

【※ご注意】経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(フルミスト®)は数量に限りがございます。
ネットでご予約確定後は、お手数ですが必ず、接種日の2日前までに(前日・当日は不可)、お電話または窓口にて、クリニックまでご連絡ください。

 3.接種回数について  
🟢 注射の場合
💉 1回目の接種時の年齢が・・・

6ヵ月~12歳の方・・・2回接種 ※1)
13歳以上の方・・・1回接種 ※2)

※1 )およそ 2~4週間(できれば4週間)あけて2回目を接種してください。

※2 )2回接種することもできます。その場合は、およそ1~4週間あけてください。


🟢 点鼻噴霧(フルミスト®)の場合
💉 接種回数は1回のみです!

2歳~18歳の方・・・1回接種

 4.当日お持ちいただくもの
◆ 予診票

🔵 必ず、ご来院前に必要事項を記載しておいて下さい。

🔵 注射接種と経鼻噴霧接種でそれぞれ専用の予診票があります。必ず、当クリニック専用の予診票に記載してください。

◆ 母子手帳

🔵 乳幼児・小学生・中学生のお子様。

◆ 予防接種代

🔵 当日のお支払いは現金のみ となっております。

 5.インフルエンザ予診票  

🟢 注射接種・経鼻接種のそれぞれに当クリニック専用の予診票があります。ご注意ください。

🟢 下のバナーから予診票をダウンロードし、印刷してご使用下さい。

🟢 また、それぞれの予診票はクリニック窓口で直接お渡しすることもできます。接種前日までにお越しください。

🔴 【重要】接種前に、必ず、 『接種の説明文書』 をお読みください。

 6.接種当日のご注意  

🟡 接種当日に体調がすぐれなかったり、37.5℃以上の発熱がある場合は接種できません。

🟡 接種当日は予診票のご記入がお済の方から受付となります。予診票をお持ちでなかったり記入漏れがあると、接種の順番が遅れます。ご注意下さい。

🟡 接種時間が、予防接種専用時間の場合は、相互感染予防のため、お付き添いの方で、体調の悪い方、37.5℃以上の方はクリニックに入れませんので、予めご了承ください。

 7.よくある質問  

 ℹ️ 他の予防接種との接種間隔に制限はありますか?

🔵 注射(不活化インフルエンザワクチン)

  • 他のワクチンとの接種間隔の制限はありません。同日でも別日でも接種可能です。

🟢 フルミスト®(経鼻噴霧ワクチン:生ワクチン)

  • 不活化ワクチンとは同時接種や接種間隔を空けずに接種することが可能です。
  • 他の生ワクチンを同時に接種することはできます。
  • ただし、他の生ワクチンを別日に接種する場合は、明確な規定はありませんが、当クリニックでは、原則4週間(28日)以上の間隔をあけることを推奨いたします。

参考:日本小児科学会資料では、英国は「間隔不要」との見解、国内添付文書には明確な制限記載なしと整理されています。一方、一般に『異なる種類の注射生ワクチンを接種する場合、それぞれ中28日以上の間隔をあける必要』があると規定されていますので、当クリニックでは安全側の運用としてこの28日以上を採用し推奨いたします。

 ℹ️ 定期の予防接種と同時に接種することはできますか?

🔵 注射(不活化インフルエンザワクチン)

  • 同時接種は可能です。ただし、同時に接種できる注射ワクチンは最大で4種類までです。
  • 当院では定期予防接種とインフルエンザ予防接種で予約時間枠を分けております。
  • そのため、同日の別時間枠で両方をご予約いただいた場合は、定期予防接種の予約時間にあわせて同時接種を行います。
  •  
    ⚠️ インフルエンザ予防接種の予約時間に定期予防接種を行うことはできませんのでご注意ください。

🟢 フルミスト®(経鼻噴霧ワクチン)

  • 不活化ワクチンとの同時接種は可能です。
  • 他の生ワクチンと同日に接種することも可能ですが、別日に行う場合は4週間(28日)以上の間隔が必要です。
  • そのため、同日の別時間枠で両方をご予約いただいた場合は、定期予防接種の予約時間にあわせて同時接種を行います。

 ℹ️ 接種前1か月以内に、病気に罹患した場合はどうしたら良いですか? 

🔵 予防接種前に、なんらかの病気(インフルエンザや新型コロナウイルス感染を含む)にかかった場合は、治癒後一定の期間をおいてからの接種を推奨する場合があります。病気の種類によって推奨期間が異なりますので、直接クリニックにお問い合わせください。

 8.ご予約について  
  

🟢 インフルエンザ予防接種のご予約は、WEB受付となります。

🟢 お申込みした日の2日後から60日後まで のご予約が可能となります。

インフルエンザ予防接種 予約前のご確認

下記の内容をご確認ください。
✅ チェックを入れると「予約画面へ進む」ボタンが有効になります。

チメロサールフリー不活化ワクチンフルミスト®のいずれかをご希望の方は、
WEBで予約いただいた後、接種日の2日前までに(前日・当日は不可)、必ずクリニックまでお電話ください。
お電話での確認がない場合、当日の接種はできません。



 
 




 
 

ℹ️ チメロサールについて 

 通常のワクチンは、細菌汚染を防ぐためチメロサールと呼ばれる防腐剤(有機水銀)が含まれています。チメロサールは体内で代謝され、約50%が『エチル水銀』となります。有機水銀ですが、体に長期間残存し強い神経毒性を持つ水俣病の原因となる、『メチル水銀』とは、全く異なります。以前、チメロサールは自閉症などの発達障害との関連が疑われましたが、最近の多数の疫学研究で否定されています。

 さて、『エチル水銀』は代謝・排泄が早く、毒性については、ときに局所の発赤や腫脹などの皮膚過敏症がみられる、ということ以外はあまり分かっていません。
 それでも、近年ではワクチンに添加されるチメロサールをできるだけ除去、低減している傾向にあり、通常のワクチンに含まれるチメロサールはごく微量です。このため、含有ワクチンであっても接種による利点の方がチメロサールの危険性を上回る との評価が、日本及び欧米の規制当局の主流となっています。

 なお、チメロサールフリーワクチンは完全に無菌状態に保たなければならないため、ワクチンを一人分ずつ専用注射器につめて製造されています。製造効率が悪いことから生産量が少なく、一人あたりの単価が高くなっています。

2025年10月30日